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2017年9月に総社市のA様ご家族に迎えられて、4年と4か月間、幸せな毎日を過ごしていたパピヨンほのか。
今年の1月18日の午後7時40分、天国に旅立ちましたとご連絡を頂きました。

ほのかは、繁殖屋か何かの多頭飼育崩壊から保護され、収容されたパピヨン7匹のうちの一匹でした。
どの子も状態は悪く、栄養失調でがりがり。
目も足も悪い子が多い中、仕事で時間が自由にとれない私でもケアできるとして、一番強そうで状態がましな、ほのかを出させて頂きました。

最初のほうは犬に対してはパピヨンらしくガウガウ言っていましたが、慣れるととても人なつこく甘えん坊で、上下関係をはっきりさせれば他犬とも付き合っていける子、姉御肌の子でした。

そんな子なので小さなお子様がいる家庭よりは落ち着いたご家族の方が向いているな…と思っていたところ。。
ぴったりのA様ご家族が譲渡会に現れました。
犬を飼うのが初めてのA様で、ほのかも他の子も可愛いから決めれない…と悩まれていましたが、、
その当時高校生だった次男さんが最初からほのかがいい!!と、言ってくれて、迎えてくださる事になりました。

トライアルも順調に進み、ご家族みなさんで楽しみながら慣れてくださり問題なく正式譲渡に。
その後、心臓が悪い事がわかった後もきちんと獣医さんにかかってくださり、大切にケアしてくださっていました。
でも、おととしから少しずつ認知症が出てしまって、、そして去年の春からは動けなくなってしまいました。
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認知症になり始めると犬も甘えん坊になる…といいますが、ほのかも側にご家族がいなければさみしくてなくようになり、、、
寝たきりになってからは夜も一人にはできず、一年近くの間、ご家族が交代でリビングで寝てくださっていました。

でもなくなる二日前から食べなくなって、、けいれんが起こったりして、急いでかかりつけの先生に連れていって下さいましたが、、だんだんと弱ってきて。。

もう今晩が最後かな、、、、でも、大好きなお父さんが帰るまでもう少し待って!!! と、
電車で急いで帰っているお父様に連絡をしながら…。。
そして、、あと10分あれば間に合ったのですが、、
次男さんとお母さまに見守られて、最後はゆっくりと息を引き取りましたと。
最後お父様に会えなかったかもしれないけれど、きっとほのかは急いで帰っているお父様のことをわかっていたと思います。

先生には、ほのかは大往生ですよと言われたそうです。
今はまだ辛くてしかたありませんが、きっとどこかで私たち家族を見守ってくれているほのかに心配をかけないようにしなくてはいけないですね。。
私たちにほのかとの出会いを作ってくださってありがとうございました。
と、話てくださったお母さま。

後半は介護が必要になってしまいましたが、それでもご家族みなさんで心から可愛がってくださったA様。
劣悪でフードも取り合うような環境から、ご家族に囲まれた暖かい場所で大往生できたほのか。
ほのか自身が心からA様に感謝していると思います。

本当にありがとうございました。

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ほのかちゃん 安らかに・・・