2012年3月、岡山市保健所から引き出して、預りのakiさんが大切にケアした咲ちゃん。

2012年6月に岡山市のI様のお宅に迎えられてずっと幸せに過ごしていましたが、8月4日の午後、天国に旅立ったと連絡を頂きました。



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咲ちゃんは、私達がまだ岡山市の保健所を中心に活動していた初期の頃、保健所でじっと不安そうににうずくまっていた子でした。
それを見たメンバーのakiさんが、咲ちゃんとまるで内緒話をするように引き出した子でした。

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akiさん宅で少しずつ心を開くようになって、慣れた人にはやんちゃぶりを発揮するようになった頃、
岡山市のI様宅に迎えられた咲ちゃん。


咲ちゃんの持つ本来の犬らしさを充分発揮できる環境で、おおらかに自由に、幸せに過ごし、大切にしてもらいながら過ごした11年と4か月でした。


その間、コロナがあったりと色々とありましたが、
咲ちゃんとI様は、11年の間、ずーと変わらずフリマ会場にも定期的に来てくださり、
いつも応援してくださっていました。
そのお気持ちに私達もいつも励まされました。


今年も3月のフリマに遊びに来て下さり、艶やかな白い咲ちゃんに会えたばかりでした。
ですが突然の悲しいお知らせを頂き、8月4日、旅立ったと。。

鼻の上にあった腫瘍が大きくなっていってお薬を3か月飲んでいたそうですが、だんだんと元気がなくなり、
最後の3日間はお水しか飲まなくなったそうですが、
でも旅立つ日まで自力で立って動いていたそうです。

その上、視力嗅覚も失っていたと思うのに、最後までお散歩をあきらめない、意志の強い子でしたと。。
そして人間のいう事も理解できる、本当に賢い子でしたと。

でもそんな咲ちゃんらしさを保てるように支えて下さったのは、I様です。

11年間の間、ずっと大切にして下さった事、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

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もう、咲ちゃんに会えないと思うと心からさみしいですが、
日々、当たり前に会えている事、それは自分の愛犬も同じで、
それはきっと当然の事ではなく、
かけがえのない事だという事。
改めて、心して、ご縁をつないでいきたいと思います。


咲ちゃん、安らかに。。