昨年の11月にご連絡をいただいてたのですが、ご報告が遅くなり大変申し訳ありません。
7年前に農まる園芸で譲渡会をしていた時に、とっても若いカップルが通りすがりに入ってこられ、
ララちゃんにくぎ付けになっておられました。
年齢はたぶん10歳は超えているだろう事、歯がなく歯茎には穴が開いていること、フィラリアが陽性であること、いろいろお話させていただきました。
当時はお二人一緒に暮らしていたものの、まだ結婚してなかったので、お母様に保証人になっていただき、ララちゃんを家族に迎えていただきました。
とっても大事にしてもらい、結婚されお嬢ちゃんも生まれ、ご主人の転勤で県外にお引越しされても、いつもララちゃんの事を考えてくださっていました。
定期健診もマメに行ってくれ、安心でした。
ちょっと弱ってきてるかも・・・とご連絡いただいてからも、まだまだ元気でした。
ララちゃんが残していってくれた物を送っていただきその中にお手紙が入っていたので
ご家族のお気持ちを少し・・・
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思い返せば7年9ヶ月前、農マルでの譲渡会が私とララの出会いでしたね。
ゲージの隅っこで一匹ポツンと座っていたララに一目惚れでした♡
フィラリア陽性、歯がない。歯茎に穴、いろいろなハンデを聞いても、私はこの子を迎えたいっていう気持ちは揺らぎませんでした。
7年9ヶ月とゆう時間を一緒に共有して、結婚・子育てという楽しいことばかりじゃなく、悩み考える日々もララと一緒にいて寄り添ってくれたおかげで穏やかな生活を送ることができました。
ララには、我が家に来る前の犬生を忘れ、ただ楽しく穏やかに過ごしてほしいと思って生活していましたが、どうだったのかな~?って最近よく考えます。
「LaLa」名前の由来どおりの私にとって「太陽」であり、温もりや安らぎを与え毎日を癒し輝かせてくれたララには感謝をしてもしきれません。私たち家族にララを譲渡してくださり本当にありがとうございました。
とっても幸せな歳月でした。
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預かりとしては、
ララちゃんを見つけてくれてありがとうございます!!
この言葉しかありません。
キッズモデルのような娘さんの笑顔!
とっても仲良しだったのが伝わります。
ララちゃん幸せだったね^^
安らかに・・・
もうだいぶ前になってしまうのですが、
9月6日、パピヨンの杏ちゃんが天国に旅立ったと連絡を頂いていました。
7年前の2015年6月、センターに美しいパピヨンが収容され、
パピヨンが大好きな預りがほってはおけず、迷わず引き出した子。
それが杏ちゃんでした。
性格も穏やかで優しくて、、でも
乳腺腫瘍があり、膝蓋骨脱臼もあって、歯もボロボロで。。
この子も繁殖に使われて、ずっとケージに入れられていて散歩もさせてもらってなかったのでしょう…という事でした。
でも人が大好きで、預り宅で散歩も喜んで出来るようになり、
これなら大丈夫と、募集開始してすぐにいった譲渡会で、
運命の出会いがありました。
新見市のF様ご家族。
先住犬さんが天国に旅立ったあと、会のHPで杏ちゃんを見つけて下さり、
見るだけ、会ってみるだけ、、、と、
ご家族で遠路総社まで来てくださったF様。
しばらく杏ちゃんをずっと抱っこしてくださっていて、思案されているようでした。。
その数分後。
会ってしまったらもうダメです。
可愛くて、可愛くて、ぜひ、トライアルさせて下さい。。。と。
私にとっても初めて。
募集開始して初デビューの譲渡会で
あっという間に決まった杏ちゃんでした。
トライアルに行かせて頂いたら、
もう、これ以上何もお伝えすることはない愛情と環境。
先住犬さんをどれだけ大切にされていたかが分かり、
そのあとに杏を家族に迎えてくれるよう、
導いてくれてありがとうね!(^^)!と、
その子に伝えたい気持ちでした。
問題なく正式譲渡になりましたが、
その後も、
足の大手術や、
腫瘍が再発したりと色々ありました。
でもすべてを最善を尽くしてケアしてくださり
乗りこえて下さっていました。
毎年、7月11日にはうちの子記念日として、
ケーキと一緒の幸せな写真を送ってくださっていました。
譲渡会にも定期的にきていただいて、
たくさんのご支援を頂いていました。
コロナ禍になり、中々思うようにお会いできなかったのですが、
思いがけない悲しいメールを頂いてしまって。。。
今年になって左目を摘出したり、歯の手術をしたり、
調子があまりよくなかったと。
そして、最後はうでの中旅立つ事が出来ましたと。
その後、10月24日に無事に49日の法要が出来ましたと。
7年と2か月。
幸せな思い出をたくさん残してくれてありがとうの気持ちでいっぱいですと。
我が家に杏を託してくださってありがとうございました。と。
こちらこそ、
こんなにも杏の事をご家族一丸となって
守ってくださり、感謝しかありません。
今、以前の記事を見返していますが、
トライアルに行かせて頂いたときの写真や
譲渡会でお会いした娘さんお二人のお元気そうな笑顔。
90歳をこえてもまだまだお元気なお父様。
大切に大切に杏を慈しんでくださいました。
以前、お話していて
とても愛があふれていて
忘れられない言葉があります。
人の目や顔をまっすぐにみつめて理解しようとする事。
もうお散歩という言葉を覚えた事。
まだケージが好きなのですが、それでも時々は自分ででてきておうちを探検している事。
あんちゃん!! とよぶと、まっすぐこっちを向く事。
そして、この仔は賢いです!!
こんな子をどうか、劣悪な環境で病気になるような事などさせないように。
もう一度生まれ変わったら、今度はまっすぐにF 様のお宅に迎えられますように。
F様、本当に本当にありがとうございました。