立て続けの悲報となり本当にメンバーの心も
ポッキリと折れそうになってしまっていますが報告させて頂きます。

1月5日までが期限だった老犬さん
フィラリア強陽性で、年齢も高齢で、体も激痩せの
足腰もヨボヨボで、何度か保健所にメンバー入れ替わりで
会いにも行って、引き出しをすることにメンバー皆で
真剣に考えましたが、保健所が休み中に引き出しすると決めました。


12月21日の収容期間中は、可愛い姿を見せてくれていました。
尻尾をフリフリとして攻撃性も全くなくて吠えもせず
大人しくて愛らしいおばあちゃんでした。
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収容期限が切れる前日の1月4日
足元はフラフラ状態で、弱っているようでした。
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そして、休み明け10日に保健所に電話をして11日の早朝に迎えに行きました。
お迎えに行ったとところ。前日に体調がとても悪くなってしまっていて
上記のような可愛い姿ではありませんでした。

引き出しをしてその足で病院へ連れて行って血液検査など
メディカルチェックを受けてみると思ったより体は蝕まれていました。
血液検査の結果は、それはひどいものでした。

点滴をしてもらい家でもできる点滴を処方してもらい預かりさん宅に入りました。

預かりさんが、仮名をマシューちゃんと名づけてくれて
決死の覚悟で引き出してくれたのですが
状態がどんどん悪くなり、昨日は緊急入院をしていました。

更に調べてもらうと、子宮蓄膿症にかかってました。
肝臓も腎臓も、心臓もぼろぼろでした。

もういつなくなっても・・・という感じでした。

もちろん何も食べませんでした。 脱水症状でした。

処方された点滴も皮下点滴なので、効くものではありませんでした。

下から出る大量の膿、もう子宮摘出しかなかない。

もしも万が一膿が爆発していたらそれはそれで大変なことらしいということで
緊急手術の必要性が発生しました。。。

ただ、もういつ亡くなってもよい状態でもあり
体力も落ちているため、かなり高いリスクを抱える手術となる。

でもほっておけば膿が爆発して、それこそ命に関わる。
帰れる確率はどのくらいあったかわかりませんでしたが、
よくなればご飯も食べれてだいぶ改善するという物でした。

望みをかけての緊急手術でした。

手術が終わったらどんなご飯が食べられるのか先生に聞いて
預かりさんは、レバーや鶏肉を食べさせてあげようとベットも用意して。
帰りを待っていましたが・・・

夕方病院から報告があり、お星になってしまいました。

先生も大変な手術で頑張って下さいました!!
そして何より、マシューちゃんも頑張りましたが・・・
力が尽きてしまいました。

引き出してわずか、1日でしたが。。。
体もボロボロで更にガスによる苦しみの中でもがきながら死んで行くよりも
たった1日だけでも、温かい預かりさんの家に入ることが出来て
引き出すことが出来て良かったと思っています。


今日、朝、亡骸を病院へ迎えに行くと先生が綺麗にしてくれていました。
マシューちゃん、箱の中でお迎えを待ってくれていました。
それから、メンバー4人でマシューちゃんを見送りました。


マシューちゃん安らかに眠れ・・・
皆様も良かったらマシューちゃんの冥福を祈ってやって下さい。

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このマシューちゃんが、この世で生きた証として
ここにマシューちゃんの最後を報告をさせていただきたいと思います。



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