悲しいお知らせとなります。
昨年の6月に、素敵なご家族に迎えられ、最高の幸せをつかんだレオン君(元バトン)が、
2月15日、虹の橋へと旅立ちました。
まだまだ若いレオン君の突然の訃報に言葉もでず、ただただ涙が出るだけでした。
そして、里親様のご心労とお気持ちをお察しすると、
会としてもっと出来る事があったのではないか…と、打ちひしがれるだけでした。
しかしレオン君が命をかけて私達に伝えてくた事を、
ここに記しておかなけれなならないと思い直し、皆さまにお伝えさせて頂きます。
レオン君は保護当時からフィラリアにかかっていました。
フィラリア陽性の子の治療は、それまでは新たな感染を防ぐだけの
成虫温存治療のみでしたが、新しい治療法としてビブラマイシンによる
少し積極的な治療に切り替えていきました。
そして、その効果でありがたい事に数か月でフィラリアは陰性になりました。
新しい治療法を初めてから第一号の陰性陰転で、
保護犬達はフィラリアにかかっていないほうが珍しいくらいですから。。。。
これであらたな道が開けたと、預かりも、他のメンバーも、
本当に嬉しくて皆で喜びました。その後、他の子も続々と陰性になっていき、
改めてこの治療法の効果を実感していました。
里親様にも保護当時は陽性でしたが、治療により陰性になりました!と、お伝えして、
あとはケアをお任せしてました。
しかし長年にわたってフィラリアによって傷つけられた内臓は元にはもどりません。
咳がでたり、心臓肥大したままだし、肝臓や腎臓に後遺症が残る場合もあります。
その子の犬生のなかで、いつフィラリアにかかったかにもよりますが、
成虫の死骸があまりに多いと、自然に血管の中で分解されず、
つまってしまう事もあります。
色々な後遺症が急激にレオン君に襲い掛かり、レオン君は急に倒れてしまいました。
そして一週間と少しという、あまりに短い闘病のあと、
里親様のお心の準備もないままに旅立ってしまいました。
里親様は、もっと早く何かしてあげれたのではないかとご自分を責められています。
私達も、陰性になったと喜ぶだけでなっく、もっと症状を突き詰めて検査していれば、
こんなにも里親様を悲しませる事はなかったのではないか…と後悔してもしきれません。
ただ、私達はここで立ち止まるわけにはいきません。
レオン君が命にかえて教えてくれた事を、これからの子達に活かしていかなけばなりません。
ビブラマイシン以外、現在積極的な治療法はあまりなく、温存治療では
時間がかかりすぎてしまうので、陽性の子もこのまま治療を続けていきます。
一日でも早く陰性になること、これは何より大切な事だと思っています。
かつて治療が間に合わなく、命を落としてしまったよつばが教えてくれた事でもあります。
その上で、咳などの何か症状の出ている仔は、心臓の状態などを
もう少し詳しく検査して、里親希望様に納得してから迎えて頂くようにします。
もちろん、陽性だった子がすべてその危険性があるのではなく、
気を付ける事にこした事はないとの判断です。
治療中のまま正式譲渡になり、そのままビブラマイシンを
継続してくださった里親様には、その後症状がでないか、
注意深く見守ってくださるようにお願いいたします。
下記のY様よりメッセージを頂いています。
読んでて涙が出てしまいますが・・・
レオンくんを、こんなにも愛して幸せにしてくださったことを
皆様にも読んでいただけたらと思い、転記させていただきます。(Y様より承諾済み)
今日は沢山のお花を、ありがとうございました。
今日は、主人も休みをとり思い出の渋川にレオンを、連れていきました。
強い心臓になったレオンは砂浜を思いっきり走り回っていました。
いまは、苦しくて 時間を戻す事が出来るなら、健康にも体調にも
気を付けてやりたかった もっともっとレオンと一緒にいられる時間を作りたかった。
もっとレオンを、抱き締めてやれば良かった もっと撫でてやれば良かった
もっと大好きって言ってやりたかった。
あまりにも短すぎて、レオンの体調を ちゃんと見てやれなかった自分に
後悔しかありません。
もう一度だけ時間を取り戻したい。
いまは、それしか考えれません。 大好きなレオン。可愛い可愛い私のレオンです。
こんなに可愛いレオンと出会わせてくれたのは、架け橋さんメンバーのおかげです。
本当に、ありがとうございました。 レオンに出会わせてくれて、感謝します。
ありがとう。ありがとう。
これからは、ずっとずっとレオンと一緒です。
どこに行くにも着いて行きたかったレオン。
今度は本当にママだけのレオンになりました。
ずっとこれからも、ずっと一緒にいようねレオン。
私達、この家に引っ越してきたのが 3月末なんですよ。
レオンが来たのが5月です。
なので、この家に住み出した時からレオンは一緒だったのです。
ずっとレオン中心の生活でした。 レオンがいるから話しかけ、
フワフワに抱きついて、沢山チュッチュッをしました。
レオンも、いつも、あお向けで、とびっきりの笑顔で甘えていました。
17キロと重たくても抱き上げて三階に連れて上がりました。
お布団にも寝かせた時、初めての体験の顔をしていました。
お顔をくっつけて寝ることも、抱き締められる事も、きっと初めてだったと思います。
庭瀬の先生が、この末期の身体で 逆によく散歩に行けてた。
きっと楽しくて嬉しくてママたちに 一生懸命答えようとレオン君はしてたんだねと。
コーギーは気質上、痛いことをされたりすると治療の時に噛んでくる子が多いのに、
この子は一切噛まないから 短い期間だったかもしれないけど、
どれだけ穏やかな優しい時間を、 この子は過ごしていたのだろう。。と感じましたよ。。と
言ってくださり 号泣してしまいました。
レオンは、人の心を読む子でした。
受験でピリピリ気味だった私。 迷惑をかけまいと思ったのでしょう。
受験の娘が試験が終わった その夜に倒れました。
そして娘の合格発表までレオンは逝くのを待ってくれていました。
私達の受験終わって春がきたねと喜ぶ姿を 見て、レオンも嬉しそうに笑ってくれました。
しんどいのに、生きようと頑張ってくれたんです。
私達の傍に もっともっと居たくて 生きようとしたんです。
レオンは私の心を読み取るから 5日に倒れて、10日間、連日の病院通いや
流動食で少し疲れ気味だった私の顔、 泣いている私の顔を見て レオンは どう思ったのか。。
自分がいたら、ママに迷惑かけるから 娘の発表を聞いて笑ってる私の顔を見て、
ママが笑ってる、安心したよ。 もう僕逝くね。。って思ったのかな? レオンごめんね。
あと10年は生きて一緒にいるのが当たり前だと思ってた。
この当たり前の幸せが消え去ってしまい レオンに触れたくて、写真なんか飾ったって
レオンはもう帰ってこない。
レオンが喜ばないのに何をしても楽しくないよね。 あの時に時間が戻せるなら、
私はフードも体重も気を付けて少しでも長く生きれるように
細心の注意をはらっていかなければならなかった。
13キロだったレオンを維持しないといけなかった。。
可愛いばかりで、間違った育てかたをした レオン、ごめん。それしか今は、言葉が出ません。
でも、もし許されるなら レオンは天授を全うしたと思いたい、、、
私達の元に使命をもって現れた。 そして、何かの使命を果たし、
天授を全うして神様のもとに帰って行ったのなら。。
レオンありがとう、もう泣くのはやめるね!と言える時がくるかもしれませんね。
架け橋の、皆様、本当にありがとうございました。
もう一度 会いたい
レオン、私達はずっとずっとあなたの事を忘れないよ。
何より残念なのは、あなたが子犬の頃から、里親のY様の所に巡り会えなかった事。
もしも、そうであったならこんなに苦しむ事はなかったのに。。
今度生まれ変わる時は、間違う事なくY様の所へいくんだよ。
大切な大切なかけがえのない家族を突然になくされ、
まだまだお気持ちの整理もつかれてない中、
レオン君の事を記事に書く事 許しくださった里親様に感謝しかありません。
9か月という短い間でしたが、それまでの犬生を取り戻すかのかように、
たくさんの愛情をかけて頂き、すっかり甘えん坊になって、
最高の9か月を過ごせたと思います。 Y様、本当に本当にありがとうございました。
レオンくん、安らかに眠れ。
昨年の6月に、素敵なご家族に迎えられ、最高の幸せをつかんだレオン君(元バトン)が、
2月15日、虹の橋へと旅立ちました。
まだまだ若いレオン君の突然の訃報に言葉もでず、ただただ涙が出るだけでした。
そして、里親様のご心労とお気持ちをお察しすると、
会としてもっと出来る事があったのではないか…と、打ちひしがれるだけでした。
しかしレオン君が命をかけて私達に伝えてくた事を、
ここに記しておかなけれなならないと思い直し、皆さまにお伝えさせて頂きます。
レオン君は保護当時からフィラリアにかかっていました。
フィラリア陽性の子の治療は、それまでは新たな感染を防ぐだけの
成虫温存治療のみでしたが、新しい治療法としてビブラマイシンによる
少し積極的な治療に切り替えていきました。
そして、その効果でありがたい事に数か月でフィラリアは陰性になりました。
新しい治療法を初めてから第一号の陰性陰転で、
保護犬達はフィラリアにかかっていないほうが珍しいくらいですから。。。。
これであらたな道が開けたと、預かりも、他のメンバーも、
本当に嬉しくて皆で喜びました。その後、他の子も続々と陰性になっていき、
改めてこの治療法の効果を実感していました。
里親様にも保護当時は陽性でしたが、治療により陰性になりました!と、お伝えして、
あとはケアをお任せしてました。
しかし長年にわたってフィラリアによって傷つけられた内臓は元にはもどりません。
咳がでたり、心臓肥大したままだし、肝臓や腎臓に後遺症が残る場合もあります。
その子の犬生のなかで、いつフィラリアにかかったかにもよりますが、
成虫の死骸があまりに多いと、自然に血管の中で分解されず、
つまってしまう事もあります。
色々な後遺症が急激にレオン君に襲い掛かり、レオン君は急に倒れてしまいました。
そして一週間と少しという、あまりに短い闘病のあと、
里親様のお心の準備もないままに旅立ってしまいました。
里親様は、もっと早く何かしてあげれたのではないかとご自分を責められています。
私達も、陰性になったと喜ぶだけでなっく、もっと症状を突き詰めて検査していれば、
こんなにも里親様を悲しませる事はなかったのではないか…と後悔してもしきれません。
ただ、私達はここで立ち止まるわけにはいきません。
レオン君が命にかえて教えてくれた事を、これからの子達に活かしていかなけばなりません。
ビブラマイシン以外、現在積極的な治療法はあまりなく、温存治療では
時間がかかりすぎてしまうので、陽性の子もこのまま治療を続けていきます。
一日でも早く陰性になること、これは何より大切な事だと思っています。
かつて治療が間に合わなく、命を落としてしまったよつばが教えてくれた事でもあります。
その上で、咳などの何か症状の出ている仔は、心臓の状態などを
もう少し詳しく検査して、里親希望様に納得してから迎えて頂くようにします。
もちろん、陽性だった子がすべてその危険性があるのではなく、
気を付ける事にこした事はないとの判断です。
治療中のまま正式譲渡になり、そのままビブラマイシンを
継続してくださった里親様には、その後症状がでないか、
注意深く見守ってくださるようにお願いいたします。
下記のY様よりメッセージを頂いています。
読んでて涙が出てしまいますが・・・
レオンくんを、こんなにも愛して幸せにしてくださったことを
皆様にも読んでいただけたらと思い、転記させていただきます。(Y様より承諾済み)
今日は沢山のお花を、ありがとうございました。
今日は、主人も休みをとり思い出の渋川にレオンを、連れていきました。
強い心臓になったレオンは砂浜を思いっきり走り回っていました。
いまは、苦しくて 時間を戻す事が出来るなら、健康にも体調にも
気を付けてやりたかった もっともっとレオンと一緒にいられる時間を作りたかった。
もっとレオンを、抱き締めてやれば良かった もっと撫でてやれば良かった
もっと大好きって言ってやりたかった。
あまりにも短すぎて、レオンの体調を ちゃんと見てやれなかった自分に
後悔しかありません。
もう一度だけ時間を取り戻したい。
いまは、それしか考えれません。 大好きなレオン。可愛い可愛い私のレオンです。
こんなに可愛いレオンと出会わせてくれたのは、架け橋さんメンバーのおかげです。
本当に、ありがとうございました。 レオンに出会わせてくれて、感謝します。
ありがとう。ありがとう。
これからは、ずっとずっとレオンと一緒です。
どこに行くにも着いて行きたかったレオン。
今度は本当にママだけのレオンになりました。
ずっとこれからも、ずっと一緒にいようねレオン。
私達、この家に引っ越してきたのが 3月末なんですよ。
レオンが来たのが5月です。
なので、この家に住み出した時からレオンは一緒だったのです。
ずっとレオン中心の生活でした。 レオンがいるから話しかけ、
フワフワに抱きついて、沢山チュッチュッをしました。
レオンも、いつも、あお向けで、とびっきりの笑顔で甘えていました。
17キロと重たくても抱き上げて三階に連れて上がりました。
お布団にも寝かせた時、初めての体験の顔をしていました。
お顔をくっつけて寝ることも、抱き締められる事も、きっと初めてだったと思います。
庭瀬の先生が、この末期の身体で 逆によく散歩に行けてた。
きっと楽しくて嬉しくてママたちに 一生懸命答えようとレオン君はしてたんだねと。
コーギーは気質上、痛いことをされたりすると治療の時に噛んでくる子が多いのに、
この子は一切噛まないから 短い期間だったかもしれないけど、
どれだけ穏やかな優しい時間を、 この子は過ごしていたのだろう。。と感じましたよ。。と
言ってくださり 号泣してしまいました。
レオンは、人の心を読む子でした。
受験でピリピリ気味だった私。 迷惑をかけまいと思ったのでしょう。
受験の娘が試験が終わった その夜に倒れました。
そして娘の合格発表までレオンは逝くのを待ってくれていました。
私達の受験終わって春がきたねと喜ぶ姿を 見て、レオンも嬉しそうに笑ってくれました。
しんどいのに、生きようと頑張ってくれたんです。
私達の傍に もっともっと居たくて 生きようとしたんです。
レオンは私の心を読み取るから 5日に倒れて、10日間、連日の病院通いや
流動食で少し疲れ気味だった私の顔、 泣いている私の顔を見て レオンは どう思ったのか。。
自分がいたら、ママに迷惑かけるから 娘の発表を聞いて笑ってる私の顔を見て、
ママが笑ってる、安心したよ。 もう僕逝くね。。って思ったのかな? レオンごめんね。
あと10年は生きて一緒にいるのが当たり前だと思ってた。
この当たり前の幸せが消え去ってしまい レオンに触れたくて、写真なんか飾ったって
レオンはもう帰ってこない。
レオンが喜ばないのに何をしても楽しくないよね。 あの時に時間が戻せるなら、
私はフードも体重も気を付けて少しでも長く生きれるように
細心の注意をはらっていかなければならなかった。
13キロだったレオンを維持しないといけなかった。。
可愛いばかりで、間違った育てかたをした レオン、ごめん。それしか今は、言葉が出ません。
でも、もし許されるなら レオンは天授を全うしたと思いたい、、、
私達の元に使命をもって現れた。 そして、何かの使命を果たし、
天授を全うして神様のもとに帰って行ったのなら。。
レオンありがとう、もう泣くのはやめるね!と言える時がくるかもしれませんね。
架け橋の、皆様、本当にありがとうございました。
もう一度 会いたい
レオン、私達はずっとずっとあなたの事を忘れないよ。
何より残念なのは、あなたが子犬の頃から、里親のY様の所に巡り会えなかった事。
もしも、そうであったならこんなに苦しむ事はなかったのに。。
今度生まれ変わる時は、間違う事なくY様の所へいくんだよ。
大切な大切なかけがえのない家族を突然になくされ、
まだまだお気持ちの整理もつかれてない中、
レオン君の事を記事に書く事 許しくださった里親様に感謝しかありません。
9か月という短い間でしたが、それまでの犬生を取り戻すかのかように、
たくさんの愛情をかけて頂き、すっかり甘えん坊になって、
最高の9か月を過ごせたと思います。 Y様、本当に本当にありがとうございました。
レオンくん、安らかに眠れ。